マイホームを購入をする際の最重要検討項目のひとつに資金計画をあげることができます。

特に住宅ローンを組む人にとっては長年にわたる支払いが生じるため将来を見据えた穴のない、そして無理のない返済計画をたて、住宅購入に関わる資金計画をより確かなものにしなくてはなりません。

そして資金計画を立てる時には金利などの市況の把握も非常に重要なことといえるでしょう。

例えば現在(2015年)の金利水準で35年ローンを組むとすると、1000万円の借り入れに対してボーナス月に返済額を併用せずに毎月均等に返済する場合の1ヵ月あたりの返済額はおよそ3万円程度になります。

この額が一つの基準となるのです。当然、各金融機関によりこれ以下になるものもあります。

元利均等なのか元金均等なのかによっても毎月の支払額はことなってきますので、ご自身の収入、将来の予定収入などを見据えたかしこい選択が必要になってきます。




住宅ローンだけでは無い、毎月の費用

住宅ローン減税

また、住居の仕様に連動して毎月の支払額が変わってくる費目を洗い出すことも大切です。

具体的には住宅ローンの返済額の他に、管理費・修繕積み立て費用、自動車を所有している場合に駐車場代(物件によっては駐輪代)、マンション1階だと庭の使用代、そして光熱費が挙げられます。

管理費はマンションを購入すれば大半の物件で必要となりますが、注文建築で一戸建てを建てた場合は不要です。

駐車場代も同様で注文建築で家を建てて予め駐車スペースを設けておけば駐車場代はかかりません。

しかし、都心部を中心にマンションを購入した場合はマンション内の駐車場でも借りるために一定の駐車場代を支払う必要があります。

そして光熱費は、住居の気密性や断熱性といった環境性能の良し悪しと太陽光発電などの自家発電を可能にする住宅設備を設置するか否かなどによって変動します。

このように住宅ローン以外にも管理費、駐車場代、光熱費などといった毎月支払いが必要となってきます。

年単位で考えるさらには、固定資産税もあります。また火災保険の更新時期が着たら更新費用も必要となります。

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住宅ローン

諸経費も資金計画に

戸建てマンション

こうした関係性を把握すると見えてくるのが、マイホームの購入に向けての資金計画を立案する際に重要なことは、住宅ローンの月々の返済額だけで計画を立てるのでは不十分ということです。

住宅ローンの返済額と管理費、修繕積み立て費用、駐車場代、そして光熱費これらの費目を合算した月々の支払額を算出するべきであるということです。

そしてその合算額が自分の支払い能力の範囲内であるかどうかというしっかりと判断する必要があります。

また複数の物件を比較する場合はこの合算額が今のそして将来の自分の収入にマッチしているかを比較をすることが、家計の実情に即した資金計画の核となるのです。




総合的な判断も重要

複数の物件を比較する例としては、仮に500万円安いものの気密性や断熱性の乏しい住居を全額住宅ローンで購入して、これらに優れた住居と比較した場合に月々の光熱費が2万円高くついてしまったとしたらどうでしょうか?

実際に住宅ローンと光熱費を合算した月々の支払い額で比較すると500万円安い住居の方が高くなってしまうというとが起こりえるのです。

またマンションと注文建築の一戸建てを比較する場合をみてみましょう。

管理費と駐車場代の合計の支払額が1か月あたり3万円かかるマンションと、管理費も駐車場代もかからない注文建築の一戸建てを比較した場合はどうでしょう。

マンションよりも1000万円余分に建築費用に予算をかけた注文建築の一戸建ては、住宅ローンと管理費と駐車場代を合算した毎月の支払額はマンションと同等の額になるのです。

このように物件の価格のみに視点を置くのではなく、毎月かかるであろう予想できるランニング費用にも注視して、家計支出の実情に即した比較検討をすることがより合理的で無理のない資金計画につながるのではないでしょうか?

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