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今回はDINKSの方に適した間取りについて考察していきましょう。

その前にDINKSについて簡単に説明しますと、DINKSとは「Double Income No Kids」からできた略語です。

直訳すると「収入は2つで、子どもはなし」、つまり子供のいない共働きの状態を指します。

今から36年も前の1980年頃にアメリカでできた言葉なのですが、DINKSの考え方は少子化に少なからず影響を与えているかもしれません。

ではまずはDINKSの生活スタイルスタイルから間取りを探っていきましょう。

生活スタイルにあった間取り

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DINKSの方が暮らすのに適した広さは一般的に30㎡~50㎡の1LDKまたは2LDKと言われていますが、これらは生活パターンによって変化するため、慎重に決定する必要があります。

ではDINKSの生活パターンについて、平日と休日のパターンを元に各部屋の間取りについて考えてみましょう。

まずキッチンの使用頻度に着目して間取りを考えていきましょう。

DINKSの家庭は、共働きのため昼は家に誰もいないことが考えれらます。また仕事によっては、夕飯を毎日家で食べるとは限らないということが想定できます。

つまり平日のキッチンの使用頻度は低くなることが想定されます。そのためキッチンを使うのは休日がメインとなりますが、実際は外出してそのまま外食するパターンもあるため、キッチンに重点を置く必要はあまりないと考えられます。

またキッチンの使用頻度が低い場合、収納スペースも少なくて済みます。

そのためキッチンよりも他のスペースを優先した間取りが適していると言えるでしょう。

例えばキッチンやダイニングスペースよりもリビング優先して、夫婦の時間を共有できるスペースを多く取り、家具やインテリアに注力することで、快適に過ごせるリビングを作るのも悪くありません。

またどんなに仲の良い夫婦と言えど、一人になりたい時間は必ずあるものです。

例えばケンカをしてしまった、残業を処理するのに集中できる空間が欲しい、1人で趣味の時間を楽しみたいなど多くの局面で一人の時間が必要と感じるでしょう。

そのため、個室を優先する間取りを導入することは共同生活をうまくこなす上では重要な要素になってきます。

このようにキッチンの使用頻度を考慮して、他のスペースを優先する間取りを取り入れることで、暮らしやすさが格段にアップすることにつながります。

反対に食生活を優先して、しっかりと毎日自炊される方であればキッチンが充実した間取りを選択すれば良いのです。

次に勤務体系に着目して間取りを考えていきましょう。

仕事によっては夜勤や休日出勤など勤務時間が不規則なことも少なくありません。

例えば夜中や明け方に帰宅する仕事の場合、パートナーは睡眠中あることが考えららます。

そのためなるべく睡眠の妨害をしないような、間取りを考えなくてはなりません。

つまり帰宅して、食事、入浴、休憩を行なっても影響のない位置にパートナーの部屋を配置できる間取りが必要になります。

具体的にはリビング、キッチン、浴室に隣接していない部屋がある間取りが適していると言えるでしょう。

またこの配置であれば、自分が寝ているときに、パートナーが出勤の準備を行っても、睡眠を妨害されることはないでしょう。

このようにお互いの生活スタイルを元に、「誰が何時、どのように、どれくらい使うのか」を想定して間取りを選ぶことが、DINKSの家庭に適した間取りになるのです。







買うか?借りるか?

では実際にDINKSに適した物件の選び方について見ていきましょう。

まず物件を選ぶ上で考慮することを4つあげてみました。

  1. 資金計画
  2. 購入or賃貸
  3. 立地
  4. マンションor戸建て

資金計画から見ていきましょう。

資金計画は2~4にも関連してきます。つまり資金計画をしっかり建てた上での物件選定が必須になってきます。

そのためにはまず、将来的な生活プランを考えていつまでDINKSなのかを計画立てる必要があります。

その上で、「賃貸なのか、分譲なのか」を決定することになります。

短期であれば賃貸が適していますが、中長期であれば購入してしまったほうが資産的にメリットが多い場合があります。

そのため、将来設計にあわせた資金計画を元に「購入or賃貸」を決定するのが良いのです。

では次に立地について。

そもそもDINKSである理由は、共働きをすることがメインになるでしょう。そうなると通勤時間はなるべく減らしたいところです。

個人の時間だけではなく、夫婦の共有する時間が増えることにも繋がりますので、通勤時間を考慮した立地の物件を選ぶことはとても意味のあることです。

例えば、家事の分担を多く受け持つ方を優先した立地の物件を選ぶの良いでしょうし、勤務時間が不規則で帰宅のために交通手段がない方を優先して勤務先の徒歩圏内の物件を選ぶのも良いかもしれません。

またはお互いの通勤時間から計算して、丁度中間地点の物件を選ぶのも良いかもしれません。

では最後に「マンションor戸建て」について。

生活スタイルにあった間取りを考える場合、マンションの場合は間取りが決まっているため、本当の意味で理想通りの間取りの物件を見つけることは困難になるでしょう。

ただし中古マンションを買って、フルリノベーションをして間取りから作り直すのあれば、理想に近い間取りを手に入れることは可能です。

実際に、立地の良い利便性の良い中古マンションを購入して、リノベーションするスタイルは最近よく見聞きすることがあります。

数年前から注目されだしたコンパクションがこれに該当するかもしれません。駅近の利便性の高い物件であれば、資産価値が下がりづらく、賃貸に転用するにも、転売するにも有利になることが多いのがこのコンパクションの特徴です。

将来的には子供が欲しい方で、転売、賃貸転用を視野に入れて購入するのも面白いかもしれせん。

次に戸建てはどうでしょうか?

広さ的に戸建てでは大きすぎるという方もいるかもしれませんが、例えば近い将来子供が欲しい方や車を所有される方であれば、戸建てを選択肢にいれるのもありかもしれません。

利便性の高い場所だと地価は高くなりますが、広さを必要としないのあれば、狭小地を購入してビルトインガレージの3階建てのコンパクトな家を建てるのも悪くはないでしょう。

何はともあれ資金計画がベースになってきますが、DINKSの方が理想の間取りを手に入れるには、ライフプランとライフスタイルを熟考することが必須となるでしょう。

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