日本における家族の構成は、それぞれの時代によって少しずつ変化してきてました。

まず戦後間もない時代においては、第一次ベビーブームが始まり、第一次ベビーブームの影響によって、一家族が5人以上といった、大家族が多くなりました。

この時代に生まれたのが、いわゆる団塊の世代と呼ばれる人たちでとても人口の多い世代です。

大人の住宅

設計

次にこの団塊の世代の人たちが成長して、昭和40年代くらいに子供を持つようになり、これが第2次ベビーブームを引き起こして、ここでも子供が多くなったのです。

この第2次ベビーブームの世代を、団塊の世代ジュニア世代とも呼んでいます。

この時代くらいから、核家族化が顕著になり始めました。

それまでの時代は、両親や祖父母などと同じ家で暮らしを共にすることが当然でした。

しかしこの時代になると、両親や祖父母とは異なる家に暮らす人が増え始めたのです。

こういった動きが、マイホームブームの原動力となり、多くの人がマイホームを持つことを目指したのです。

こうした一連の流れから、この時代のマイホームは親子4人程度が暮らせる家が主流で出した。これに対して現在のマイホームの流行は、さらなる少子化の影響から様相が変化してきています。

時代に則した間取りに

少子化であるということは、子供のために確保する部屋が占める割合が少なくなるということです。

そのため現在のマイホームでは、大人のための家づくりが求められるようになってきたのです。

子供が求める空間と、大人が求める空間では自ずと目的自体が異なってきます。

例えば、大人のためにこだわりの内装を施しても、子供がたくさんいる家では意味を持ちません。

反対に大人だけが暮らす家であればこだわりの内装を施すことが可能であり、さらにこういった状況の方からもこだわりのある内装が求められるのです。







趣味と部屋の内装

趣味の部屋

とくに大人になるとそれぞれの特異性や趣味などが特定されてきます。

例えば写真が趣味という人では、自身で撮影した写真をプリントアウトしてよく額や壁に飾ります。

しかし活発な子どもが居る場合には、ガラスの額などが割れる危険性もあり、自分が思う配置をすることもなかなか出来ないのです。

ところが大人だけの空間であれば、自分の好みや趣きをより充実させることが可能になります。

例えば額を壁にたくさん飾るのであれば、壁自体の構造に工夫が必要です。額を固定するためには、専用のフックのためのピンを指します。

そのピンが壁のなかの木の部分に届かなければ、固定が出来ないからです。こうしたたくさんのピンを指すためには、一般の構造用の格子だけでは不十分になります。

そうしたときには、ベニア板などを広く壁面に張り付けてさらにクロスを貼るのです。

またゴルフや釣りが趣味という方の場合は、写真の代わりに壁にゴルフクラブや釣竿を飾ることもできます。

つまり大人だけの空間であれば、こういった自分の趣味・趣向を思う存分反映させることができる内装を施すことがでるのです。

大人のためのマイホームづくりには、内装にへのこだわりが必要になるのです。