畳の魅力

畳

畳というのは非常に優れた建材であると言えます。

その秘密がどこにあるのかと言うと、畳の原材料になっているい草です。

このい草の芯となる部分は、多孔質と呼ばれるスポンジ状になっているものなのです。ここに畳が優れている秘密が隠されています。




畳の効果

スポンジ状になっている部分に多くの空気を含むことから、い草を編んで作る畳は必然的に空気の層を作ることができます。

この空気の層があることで弾力性が生まれるだけではなく、断熱性や吸音性といったものにも優れているのです。

また多孔質の特長は空気中の水分を集めることにもあります。畳一枚につき、およそ500CCの水分を集めることができるとされており、湿度の高い日には重宝します。

反面で乾燥している時には、い草がためている水分が放出されることになるので、湿度の調整を行ってくれるのです。

この調湿性の高さから夏の蒸し暑さを軽減し、冬は室内の温度を保つという理想的な働きをしてくれます。

簡単に言ってしまうと、畳は天然のエアコンのようなものでしょう。湿度や寒暖の差が大きい日本という国の気候に適した建材であり、その性能というのは現代でも有用だと言えます。

他にも多孔質が持つ特長として、空気中のアレルゲンなどを吸着するといったものも確認されているようです。

炭で消臭をするといった話を聞いたことがある人も多いでしょうが、その秘密はい草と同じ多孔質の構造にあります。

ですのでい草で作られている畳にも、空気中の微小な物質を吸着する作用があり、空気そのものをきれいにしてくれるそうです。つまり花粉症であったり、ハウスダストで悩んでいる人にとっては効果的かもしれません。

畳

抗菌機能

畳の持つ優れているポイントとしては抗菌機能やリラックス機能がある点です。

そもそもい草という植物は古くから薬草としても用いられてきたもので、い草そのものに高い抗菌作用があると言われています。

ある実験結果では良く問題になるO-157やサルモネラ菌などに対しても効果があったそうです。

人の体内に悪影響を及ぼす微生物に対しても効果があると考えられており、他の床材では得られない効果だと言えます。

イ草の香り

い草の香りを嗅いだことがある人も多いでしょうが、その時に良い香りだと感じたこともあるはずです。

このい草の香りというのは人の精神をリラックスさせる鎮静作用があると言われており、畳の部屋にいるとくつろげるのにはそこに理由があるのかもしれません。

畳というのは様々な効果があるので、その見た目だけではなく実用面でも優れているものだと言って良いでしょう。