記事の詳細

バルコニーに屋根は必要か?不要か?

機能性を求めるのであれば、その答えは「YES」ではないでしょうか?

そもそもバルコニーを設置する目的は、「洗濯物を干す」、「布団を干す」ことが圧倒的多数です。

人によっては趣味や遊び場としての役割を求める方もいますが、やはりバルコニーは日常生活の中で実用的なことが求められることが大半でしょう。

せっかく洗濯して乾いたのに突然の雨で濡れてしまっては台無しですし、天気の良い日に干した布団に鳥からの贈り物をされてしまっては気分も沈んでしまいます。

こういったリスト(といっては大げさですが)を回避して目的を果たすために屋根はプラスになるのか?それともマイナスになるのか?を考えると自ずと答えは出てくるのではないでしょうか?




バルコニーに屋根を設置する費用

ではバルコニーに屋根をつけるにはどれくらいの費用が掛かるか見ていきましょう。

工事業者、地域、家の形態など条件によって価格が差が生じるため、ここでは代表的なLIXIL、YKKAP、三協立山の3メーカーの価格を調査してみましたので参考にして下さい。

LIXIL(リクシル) リシェルSIは80cm、82.5cm、85cm、87.5cm、90cmの2.5cm刻みで高さを選ぶことができます。リシェルPLAT、アレスタ、シエラは80cm、85cm、90cmの5cm刻みです。
三協立山 メニーウェルA屋根・Z屋根は17.5万円~、テラーネZ屋根は14.8万円~。
YKKAP 躯体式バルコニー:154,700円~、バルコニー アネーロ:222,800円~、バルコニー BC-X型:199,600円~。

一般的に流通しているものですと、10万円以内で設置工事まで含めて設置することも可能ですが、やはり正確な金額は一概には言えません。

そのため正確な金額を知るには、まずはご自分の目的や環境にあった屋根を選び、複数社から見積もりを取ることが王道になります。

いまはネットで簡単に複数の見積もりを取ることができますので、価格を知りたい方は活用すると良いでしょう。

また耐積雪量といって雪の重さに耐えられる基準を20cm、50cm、100cmとありますので、お住いの地域にあったもとを選ぶ必要があります。

ちなみこの耐積雪量は新雪の積雪量が基準となっていて、例えば20cmのものであれば、新雪は20cm、締雪(湿った雪)であれば12cm、粗目雪(凍っていない大きな粒の雪)が目安となり、平米あたり612kgが耐積雪荷重となります。







バルコニーに屋根を設置するメリット

バルコニー屋根のメリット

ではバルコニーに屋根を設置するメリットを見ていきましょう。

屋根をつけることで防げることとして、雨、鳥の糞、強い日差し、外からの視線があげられます。

まずは雨対策から見ていきましょう。

雨対策により日常的に助かることとして2つ考えられます。

まずひとつ目は、突然の雨でも洗濯物を慌てて取り込む必要がないことです。外出時や家事などで手が離せない時はとても助かるのではないでしょうか。

二つ目は、天候の悪い日でも洗濯物を干すことができることです。

しかしどちらのケースも、最近話題上がるゲリラ豪雨など雨の状況によっては洗濯物が濡れることを完全に防ぐことはできないことは考慮しておきましょう。

三つ目は、糞害を防ぐことがあげられます。

屋根をつけるか考えるようなバルコニーの場合、その軒は短い場合がほんとんで、軒先の下に洗濯物を干すことになるでしょう。

その軒先に鳥が休憩して、そして休憩ついでにプレゼントを置いていくパターンは少なからず想像できます。

そしてせっかくキレイにした洗濯物や日干ししてフカフカになった布団に糞をされ、怒りを通り越して気分はブルーに…。

屋根をつけることで、こういったことを防いでくれるのもメリットになるのです。

四つ目は、強い日差しをシャットアウトする点です。

なえこれがメリットなのかというと、強い日差しは熱と紫外線を多く含み、フローリングの劣化を早めることになります。

つまり屋根をつけることで、劣化を早める原因である強い日差しを防くことで、フローリングの寿命を伸ばすことにつながるのです。余談になりますが、フローリングにフロアコーティングをすればさらに劣化を防ぐ効果はアップします。

五つ目、外からの視線を防ぐ点があげられます。

我が家の2階にあるベランダは、近隣のマンションの上層からの視線がとても気になる位置にあります。実際は覗かれているようなことはないのでしょうが、窓を開けるにも視線が気になってフルオープンすることはありませんでした。

しかし屋根を設置したことで、上層階から室内が見える恐れはなくなり、かなりストレスフリーになった経験があります。

このようにプライバシーを保護する上でも、屋根は役立つのです。







バルコニーに屋根を設置するデメリット

バルコニー屋根のデメリット

ではバルコニーに屋根を設置するデメリットを見ていきましょう。

ひとつ目は費用的な負担があげられます。

費用負担についてはどうしても避けて通れないことですが、目的や使用方法をしっかり考えて費用対効果が高かったとあとで後悔しないものを購入することで、しっかり元を取りましょう。

そしてプラスマイナスでプラスにしてしまえば、この負担は気にならなくなるでしょう。

二つ目は、採光に悪影響を及ぼす可能性がある点です。

ベランダは南向きに設計されることが多いのですが、もともと日当たりが良くない方向にあるベランダの場合は、屋根をつけることで日当たりが非常に悪くなるなるためおすすめできません。

そのためベランダの方向を考慮して屋根を設置するかどうか決定するとよいでしょう。基本的には特別な事情がない場合は、南向き以外のベランダに屋根はおすすめできないと思います。

三つ目は、外観デザインのバランスを壊してしまう恐れがある点です。

これは実用性を優先するのであれば、妥協すべき点な気もしますが、気になる方は設計士と打合せをして良いアドバイスを貰うと良いでしょう。

四つ目は、台風など強風による破損のリスクです。

実際に大きな台風でバルコニーの屋根が飛ばされた事故は何度もニュースになるほど発生しています。

そのため耐風性を考慮して、屋根を選ぶことをお勧めします。また万が一のときのために、こういった事故に対応している火災保険かどうかもあわせて確認しておくと良いでしょう。







バルコニーに屋根はいる?いらない?

では最後にバルコニーに屋根は必要なのでしょうか?

冒頭でも書きましたが、実用性を重視するのであればバルコニーに屋根は必要になります。

価格的にも高くても数十万円単位のものですので、使用頻度や使用目的によってはしっかり元を取ることはできるでしょう。

しかし屋根を後付する場合は、注意が必要です。

後付の場合、法律的に容積率の違反、斜線制限の可能性があるからです。(とは言え実際に法律違反で捕まったという話は聞いたことはありませんが、日本は法治国家ですので・・・。)

まずは見積もりと合わせて、使用目的にマッチする屋根のアドバイスなど色々相談すると良いでしょう。

※ハウスメーカー選びに悩みの方は「ハウスメーカーを比較」をチェックください。

関連記事

ページ上部へ戻る