リビング学習って?

テレビなどに取り上げられることもある「リビング学習」。おそらくお子さんのいる方は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ではこの「リビング学習」で勉強は本当にはかどるものなのでしょうか?

答えは「YES」です。

ただし効果的な「リビング学習」を行うにはそれなりのコツや努力は必要になってきます。

そこで「リビング学習」について、どうして効果的な学習ができるのかを検証して行きたいと思います。




どもに最適な学習場所とは?

子どもが学習する上で、もっとも重要なことのひとつに学習習慣をつけさせることがあげられます。簡単に言ってしまいましが、この学習習慣を身につけるまでは相当な苦労が必要となります。

ご自分の子供時代を思い出せば、それがいかに大変なことかは容易に想像がつくのではないでしょうか?

学習習慣を身につけるために実際に親が準備することは、快適な学習環境を作ってあげることです。そしてこの快適な学習環境こそがリビングだと言われているのです。

ではなぜ、リビングで学習するといいのでしょうか?そして今まで常識であれば勉強机がある子ども部屋での学習が良いとされていましたが、子供部屋ではなにか問題があるのでしょうか?

リビング学習は集中力を高める

リビングで学習をすると、その勉強効果を最大限に発揮できると言われていますが、それは何故なのでしょうか?

まず1番の理由に集中力があげられます。

集中力について、静かであればあるほど、集中力が増すわけではありません。全く音が無い場所よりも、自然な生活音が聞こえてきた方が、集中力は高まると言われています。

そのため少々の生活音が聞こえてくるリビングで学習を行うと、集中力を高めることができるのです。

また私の経験になりますが、受験会場や試験会場は無音ということはありません。仮に普段勉強を音のない環境で行なっていた場合に、音がする会場では集中力を切らしてしまうことに繋がりかねないのです。

実際に私は、となりの受験生の鉛筆を走らせる音や貧乏ゆりなどに苛々して、集中を切らせた経験があります。

そういった意味でも生活音のする環境で学習することに意味があることなのでしょう。







わからないことを親に聞ける

子供が日常的に学習を開始するのは、小学生なってからだと思います。小学校に入学すると、宿題が定期的に出題されます。この宿題こそが、子どもに学習習慣をつけさせるスタートになるでしょう。

ですので、まずは子どもが宿題をしやすい環境作りを行うことからはじめまてみましょう。

ここで注意しなくてはならないことがあります。それは子供にとってこの宿題は人生初の出来事なのです。つまりどうやって宿題をやるべきかわからないことも考慮する必要があるのです。

そこで親の出番となるのですが、ココでも問題が発生するのです。それは宿題をする時間と家事をする時間が重なってしまうことが多々あるのです。

子どもに宿題のわからない部分を教えてることは学習習慣を身につける上で大変重要だとわかっていても、なかなか手がまわらないのです。

こうして放置してしまうことで、子供はわからない問題があって宿題をすることを諦めてしまっては、さらに学習に対して嫌悪感を抱いてしまいかねないのです。

そうなってしまっては、学習習慣どころの話ではなくなってしまいます。特に「わからない部分を一人で調べる」ということが難しい小学生低学年の子どもにおいては、親に疑問点を聞ける環境はとても大切なのです。

つまり親から離れた子供部屋で勉強するよりも、いつでも親に質問ができるリビングで学習する方が効率的に学習ができる理由となるのです。気軽に親に質問できる環境を作ることが大切なのです。

リビング学習で子どもの学習状況を把握

またリビング学習を行うことで、親にとっても、子どもの学習を見守れるというメリットがあります。

というのも、子ども部屋で勉強をしていては、子どもの学習状況を把握することはできません。極端な話しとして、「ちゃんと勉強しているよ」と言われても、それは叱られないための嘘かもしれず、実際には学習を行わずにサボっている場合もあるのです。

その点、リビング学習を実行していれば、子どもの学習状況を把握することができます。「ちゃんと勉強をしているの」と聞く必要もないため、子どもを疑うというシチュエーションもありませんし、聞かれる子供にもストレスはないのです。

東大生の約半数がリビング学習

子どもの将来のことを考えた場合、小さい時から学習習慣をつけさせることは大変重要と説明してきました。

では実際に学習習慣を身につけるとどういった効果があるのですしょうか?

これは今では有名な話ですが、東京大学の学生の約半数がリビング勉強派だと言われています。この東大生を例にとってみても、リビングで学習をすることで学習習慣がつき、その習慣が大人になるまで継続されるということなのではないでしょうか。

ただしここで大切なのが、ただ単にリビングで学習すれば良いのではなく、リビングで学習をしたくなる環境を作らなくてはならないのです。取り敢えずリビングに机を置いたが、嫌々勉強をしているのでは学習習慣はつかないのです。

リビング学習したくなる環境を

では子どもがリビング学習をしたくなる環境とは、どのようなものなのでしょうか?もっと言えば子どもが学校から帰ってきて、自主的に宿題をしたくなるような環境です。

まずは机を設置する場所は明るい場所であることが大切です。いくら机がリビングにあっても、その机に嫌悪感を抱いてしまっては意味がないのです。自然とイスに腰掛けて机を使いたくなるような、あかるい空間を演出しましょう。

また机がリビングから妙に浮いてしまっているのも問題です。リビング全体の雰囲気にあわせたデザインを選ぶことが大切です。そしてトータルで空間をコーディネートして、まるでその机で学習するのが当たり前のような環境を作ってあげるのです。

そして子どもが学校から帰宅し「さぁ勉強しよう」と思えるような環境を作ってあげることが大切なのです。