マイホームを購入すると毎年届くのが、この固定資産税の納付通知です。

これはマンション、戸建てに関わらず、不動産の所有者に届けらます。

そして話題になるのが、マンションと戸建てのどちらがこの固定資産税は高いのか?ということです。

一般的にはマンションの固定資産税は、一戸建住宅に比べると高い傾向にあります。

その理由を説明する前に、まず固定資産税とは何かということを簡単に説明していきましょう。

固定資産税とは?

固定資産税

固定資産税とは、その名称が示すとおり、固定資産にかけられる税金のことです。固定資産は、土地、家屋、償却資産が該当します。

固定資産の所有者は、税金を納める義務があります。

厳密には納税義務がある人は、毎年1月1日の時点で土地の場合は登記簿、または土地補充課税台帳に所有者として登記、または登録されている人、家屋の場合は登記簿、または土地補充課税台帳に所有者として登記、または登録されている人、償却資産の場合は償却資産課税台帳に所有者として登録されている人です。

税額は、固定資産評価基準に基づいて算出されます。

ごく簡単に言えば、固定資産の時価で税額が決まるということです。但し、この時価というのは実際の売買の時の価格ではなく、あくまでも固定資産税評価基準に基づいた時価となります。

この時価というのが、一戸建住宅よりも固定資産税が高い原因となっています。

家屋の時価は、新築時が最も高値となります。

一般的に物は完成直後が一番良い状態であり、時が経てば劣化します。それは家屋も同様です。

従って、家屋の時価というのは、まず上がることはなく、大げさなに言えば、日に日に下がって行くのです。




一戸建てとマンションの時価

資産価値

時価の下がり方がマンションと一戸建では違います。

ほとんどのマンションは、鉄筋コンクリート造です。一方の一戸建は、鉄筋コンクリート造のものもありますが、それは稀なケースであり、木造や軽量鉄骨造が主流となっています。

鉄筋コンクリート造と木造、軽量鉄骨造を比較した場合、鉄筋コンクリート造の方が俄然頑丈です。頑丈ということは木造、軽量鉄骨造に比べて、あまり劣化しないということです。

ですから鉄筋コンクリート造のマンションの時価の方が、木造、軽量鉄骨造の一戸建住宅に比べると下がり方が緩やかなのです。

ただマンションの場合、土地がないので、その分固定資産税は安くなるのではないかと思うかもしれませんが、実はマンションの所有者は家屋だけではなく、土地の所有者でもあるのです。

ですから土地分の固定資産税も納めなければならないのです。

但し、土地と家屋の割合は当然違います。

一般的に一戸建住宅の場合、土地が70%、家屋が30%なのですが、マンションの場合は逆で、土地が30%、家屋が70%が一般的だとされています。

土地の価格は変動しますが、その変動は決して急激ではなく緩やかなものです。ですから極端なことを言えば、土地の時価はずっと変わらないと考えることができます。

こういった理由から、土地の割合が少なくその上家屋の時価が下がらないマンションの固定資産税は、年数が経てば経つほど、一戸建住宅に比べて割高になると考えられているのです。