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植木屋の相場を調べる際に役立つ基礎知識と、あなたにピッタリな業者を選ぶためのヒントをご紹介します。

「庭が荒れていて恥ずかしいけど、一人で庭木の手入れをするのは無理」

「遠方に住んでいる高齢の親が庭の手入れをできなくなった」など、庭木に関するお悩みはさまざまです。

「職人=高額」というイメージがある植木の剪定や庭木のお手入れですが、手入れをしないとご近所トラブルのきっかけにもなってしまいます。

知っていると得をするお役立ち情報をご紹介します。




植木の手入れが必要な理由

「まだ大丈夫」と植木の手入れを先延ばしにしていると、どんどん庭がジャングル化していきます。

荒れた庭に見慣れてしまい放置を続けると、どこから手を付けてよいのかわからないくらい大掛かりな作業が必要になってしまいます。

どんな変化が起きるのか、具体的にみていきましょう。

外観の印象が悪くなる

手入れをしない植木は、グングンとさまざまな方向に枝を伸ばし、葉を生い茂らせます。

適度に剪定をしていれば耐えられそうな雨風や雪などに耐えることができず、枝が折れてしまい、そのダメージで木が弱ってしまったり、一部が枯れてしまうこともあります。

また、このような状態になると、落葉の季節には大量の落ち葉で地面が覆われて、ますます庭の印象を悪くします。

近隣への迷惑

植木や草花の手入れをしないと、あっという間に敷地やフェンスの外にはみだしてしまうくらいに成長します。

枝が歩行者の邪魔になったり、見通しが悪くなるのでドライバーにとっても危険な場所になってしまいます。

フェンスやブロックを挟んで隣に家がある場合は、落ち葉や枝、雑草や草花の種が隣の敷地内に入ってしまうので、気まずい雰囲気になったり、苦情が届くかもしれません。

対応が遅くなるほどコストがかかり、近隣住民とのトラブルに発展する可能性も高くなります。




植木屋の相場

植木屋の料金体系は大きく分けて3つのタイプがあります。

お庭の状況に合わせて選ぶことで、かなり費用を抑えることができます。ただ、金額だけで選んでしまうと割高になるケースもあるので、注意が必要です。

日当制の相場

日当制の料金の計算方法は「植木職人の人数×日数」です。

1日、1人当たり15,000円から30,000円が相場になっています。地域や職人の熟練度によって料金に差があります。

時給制の相場

時給制の料金の計算方法は「植木職人の人数×作業時間」です。1時間、一人当たり2,000円から3,000円が相場です。

※注意※

日当制、時給制で依頼する場合は、職人の腕次第でトータルの日数や時間が大きく変わります。日当や時間給が高くてもスピーディーに終わらせてくれるベテランの職人スタッフもいます。

反対に、「以前他の業者に頼んだ時は1日で終わった作業が3日もかかった」「2人お願いしたのに作業が進むのが遅い」など、安さを前面に出してアピールしている業者でも、最終的には割高になってしまったというケースもあります。

日当制、時給制で依頼する場合は、何人で、何日、何時間で終わりそうなのか、見積時には予定を確認すると安心です。

単価制の相場

単価制は、1つ1つの作業料金が決まっているのが特徴です。お願いしたい箇所が決まっている方にとっては、わかりやすい料金システムです。一般的に、作業時間が長引いてしまった場合でも追加料金は発生しません。

単価制の場合「高さ3m」を基準に料金が高くなる業者が大半です。庭木が家の軒下の高さを超えている場合は3m以上の可能性が高いです。2階の窓付近まで高さがある場合は、5mを超えている可能性があります。

生垣剪定の単価 

1m未満 800円前後
2m未満 1,300円前後
3m未満 2,300円前後

※幅1mあたりの単価です。3mを超える生垣の場合は、個別見積になる業者が多いです。

植木剪定の単価

0.5m未満 800円前後
1m未満 1,500円前後
3m未満 3,000円前後
5m未満 6,000円~7,000円前後
7m未満 15,000円~17,000円前後

※地方にいくほど安く、都心に近いほど高い傾向にあります。7m以上の剪定については価格差が大きいので個別見積で確認してください。

※落葉樹(冬に葉を落とす木)と常緑樹(一年中葉が茂っている木)で剪定費用が変わる業者もあります。常緑樹の方が落葉樹よりも500円程度剪定費用が高くなります。

その他の費用

出張費(交通費)、駐車場代、諸経費、ゴミ処理費用が加算されることがあります。

枝葉や木くずは必ず出るゴミなので、日当や時給に含まれているか、見積の時点で確認することをおすすめします。

ゴミ袋の枚数や軽トラックの台数によってゴミ処理費用が変わるので、ゴミ集積所やゴミ処理センターに自分で運べるゴミは自分で処理した方が費用は安くなります。




植木の剪定時期

庭木の種類によって最適な基本剪定と軽剪定の時期が決まっています。

木に負担がかかる時期に剪定をすると、木が枯れたり、花が咲かなくなることがあります。

常緑樹

基本剪定 5月~6月

軽剪定 9月~10月

例:サツキ、サザンカ、キンモクセイ、ユズリハ、ソヨゴ、ナンテン

落葉広葉樹

基本剪定 11月~2月

軽剪定 7月~8月

例:ハナミズキ、モミジ、ヤマボウシ、アオハダ、アオダモ、ヒメシャラ

常緑針葉樹

基本剪定 4月~5月

軽剪定 10月~11月

例:ゴールドクレスト、コニファー、マツ、スギ

基本剪定と軽剪定では、剪定の目的が違います。庭木のお手入れは、年に2回が理想と言われています。

ただし、今現在庭が荒れていて困っているという方も、真夏の基本剪定は避けてください。木が弱りやすいので、病気になる可能性があります。

時期や庭木の成長に合わせた剪定法があるので、庭木や庭全体の状況を伝えてプロに相談することをおすすめします。




雑草対策

不揃いで伸び放題の庭木と雑草だらけの状況が重なると、マイホームの外観は台無しです。つる性の雑草は放置すると外壁やフェンスを伝ってどんどん成長。木質化すると抜くのも大変です。

球根や花粉で増える雑草も、球根や根から排除しないと、あっという間に庭中に生えてしまいます。雑草の生命力は強いので、駆逐されて大切な植物が消えてしまうこともあります。

庭中が雑草で覆われてしまうと、自分で雑草を抜いてゴミに出すということも現実的ではなくなります。今日はここ、明日はここ、とエリアを決めて除草をしても、全て終わるころには雑草が元通り。。。なんてことも珍しくありません。

素人の除草とプロの除草はテクニックが違います。植木の剪定と草抜きを一度にお願いできる業者もあるので、一人では無理だと感じたら雑草についても相談してみましょう。

コストを抑えたい方には、シルバー人材センターや除草作業を提供している便利屋などの代行サービスがおすすめです。

さいごに

近年では「仕事や家族のことが忙しくて庭の管理ができない」という働き世代のお悩みが増えています。

また、「体力的に厳しい」「頼める人がいない」という高齢者の声も年々増えています。

庭が荒れると、自分たちだけの問題ではなくなり近隣住民とのトラブルに発展する可能性があります。

「庭が荒れている」と感じたら、早めの対処を検討してください。早ければ早いほど、費用を抑えることができます。成長が早い庭木の中には1年で1m以上伸びるものもあります。

植木屋の相場を参考に、お悩みに合った業者を見つけて、スッキリ整った庭を取り戻してくださいね。

整えるだけではなく「これからは手がかからない庭にしたい」という要望にも、快く庭木のプロが答えてくれますよ。




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